こんにちは。昨日、フランス落としの応急交換をしたので、そのことについて書こうと思います。
フランス落としとは、両開きの片方の扉を上下で固定する金具のことです。
黒子の現場では、結構あちこちについており搬入などに開け締めしている様です。
これは、外したところですね。
ロッド棒と扉に固定する金具などからなっていて、この棒は、回すと外れます。
この棒は扉の穴から出ており、それが受けに入って扉が固定できるようになっています。
もう一方は扉の側面にねじで取り付けています。
こんな感じ中に入れてつけられています。レバーを180度動かすことで、棒が長くなったり短くなったりして、受けの金具に入ればドアは動きません。
今回の依頼は、レバーの開け締めが困難とのことでした。上下についており依頼されたのは上側で、調整していたのですが、金具がガタガタしています。そもそもねじがきいていません。
外して見てみようとなり、ねじを外してそのまま引き抜きました。とりあえず、この状態で下だけ効かせて施錠出来れば、今日はいいかなと思っていたのですが、下側がきかない。なにもなければ荷物をまとめて、帰宅だったのですが…。
一番目の写真のように曲がっています。少し修正を試みましたが、どこかから外して来たほうが早い!となり、共用の扉のフランス落としの長さを確認して、ぴったりなので外してとりあえず下だけ効かせました。
この際、ロッド棒と扉につく金具は外していた方がやりやすいです。この下の場合ですと、先に棒を通して扉側の部品にロッド棒をねじ込んでいくという格好ですね。上側であれば、ねじを先に止めてしまい、穴からロッドを入れて回していくという感じです。
棒だけ扉の中に落ちるという事があります。こうなると、取りづらく面倒なので慎重にやりましょう。
上側が曲がっていて外したもの、下側が部品取りで持ってきたものになります…。これを取り付けなんとか施錠できるようになり、また来ますと言って帰りました。
とりあえず、私はここまで。あとは引き継ぎにしました。私は週末は休みなんです。
まだまだ暑いですね。熱中症に気をつけて今日も一日ご安全に。では、また。