こんちには。電気工事士試験の初めての人にはとっかかりづらいであろう複線図について書いてみます。
複線図を書くにあたり、3色ボールペンをオススメします。接地側を青か緑、非接地を黒、送り線を赤といった具合です。(一種の場合、黄の制御用配線が増えますが次回に・・・)
全部、一色で書いてしまい黒にはB、白にはW、赤にはRと記載してもいいかも知れませんので、お好みで。またやり方も違いますので、自分のやりやすい方法を見つけましょう。
基本としては、まず器具の図記号を配置の位置に書いてしまい、コンセント・その他の負荷など電源がそのまま印加されるものへ線を(白と黒)引き、接続点にリングスリーブ指定ならば●、差し込みコネクタなら■と入れておくと分かりやすいかもしれません。作業用の厚紙が配られますので、そこに書きましょう。
次にスイッチのイ・ロ・ハの順番で回路を完成させていきます。電源を取る場合、一番近い接続点から電源をとり、線を引きましょう。
図面をつければわかりやすいと思うのですが、とりあえず理屈だけ覚えてみてください。
私の場合ですと、次に寸法を書き足しました。
ランプレセプタクル・引っ掛けシーリング50ミリ、埋め込み器具100ミリ、端子台は特に必要ないです。
ジョイント部分は100ミリ、器具取付寸法+問題記載寸法+接続必要寸法といった感じです。
渡り線がある場合、100ミリ余計に必要になると思います。同色二本渡り線ですと200ミリです。支給は少し多めに支給されていると感じました。
シースを剥くのは、例えばアウトレットの対角の長さで剥く・ランプのφで剥くなど、時短してしまいましょう。
寸法相違は半分以下が不適合だったと思いますので、きっちり指定寸法通りの完成を目指さなくて良いと思います。
はじめは単線図を複線図にするのには時間がかかるかもしれませんが、慣れてきますので安心して練習してください。
ちょっと簡単ですが、参考までに、複線図について書いてみました。では、お疲れさまでした。ご安全に。